キーワードは「支える」。エンジニアから転向、データの力でゲーム運営を支えるアナリスト/Dgt People 11

Dgt People2018/03/22

Dgt People」は、DeNA Games Tokyo(DGT)で働くメンバーをカジュアルに紹介しています。
DGTは、どんな会社でどんな人が働いているのか、インタビューを通して雰囲気を感じ取っていただけたら嬉しいです。

「Dgt People」の11人目は、アナリストチームのリーダーの栗田雅史です。
 
ーー大学卒業後はどんな会社に入社されたのですか?

京都の大学を卒業して、就職のタイミングで上京しました。新卒では通信会社に総合職として入社しました。

ーーなぜその会社に入社しようと思ったのですか?

大学では、ゆくゆくは社会を支えるインフラを作り、人々を支える仕事をしたいと思ったのがきっかけで、土木系の学科に在籍していました。研究内容もトンネル掘削のシミュレーションの改善に取り組んでいました。

ですが、研究を続けていく中で、土木インフラは、改めて長い年月がかかる作業だなと感じ、もっと早いスパンで結果が出る仕事がしたいと考えたのが入社のきっかけでした。

ただ、入社を決めたのはそんな大それた理由ではなくて、その会社にインターンで入ってみて雰囲気に惹かれたのもきっかけですね(笑)

ーーこの会社ではどんなことをしていたのですか?

研修期間を経て配属されたのは技術営業でした。法人向けのインターネット関連商品を担当していたので、営業に同行し、お客さまに技術的な部分を説明していました。

営業を希望していたわけではなかったのですが、営業と技術、2つの視点で事業を見られたので、視野は広がったと思います。

ーーその後、ずっと技術営業を担当していたのですか?

いえ、異動のタイミングで、ネットワークエンジニアになりました。きっかけは、技術営業を担当しているとき、実際にそのモノを触ったことがないのに技術の話をしていて……。そのモノの中身が知りたくなったのが大きいですね。

ーーネットワークエンジニアとしてどんなことをされていたのですか?

技術営業で担当したインターネット系サービスの、構築・運用業務を担当していました。

エンジニアの部署は、大きく分けると開発系と運用系がありました。開発系は、まだ見ぬプロダクトに対して思考を巡らし開発・実装していくのかなと。
それに対して運用系は、すでにリリースされているので、アプローチする際にはっきりとイメージが湧くという点と、すでにあるモノを「支える」という点が志向に合っていたと思います。

ーー次の会社に転職しようと思った理由は?

若気の至りが半分と(笑)、東日本大震災後のインフラの普及対応が一段落したタイミングだったということですね。

震災のときは必死で、自分の業務の範囲を超えた顧客サポートなど、必要だと思ったことにはチャレンジしてました。DeNA Games Tokyo(以下DGT)でもそうですが、今思えば、このときからいろんなことにチャレンジしていましたね。

ーー転職先に異業種のDeNAを選んだ理由は?

もともとDeNAだけに絞っていたわけではありません。そのとき考えていた軸としては、より活躍できて大きな裁量がある企業を目指していました。

当時はモバイルゲームの事業者が伸びていたのと、役割に縛られずチャレンジしたいという自分の志向が合う会社だったので、DeNAに入社することにしました。

ーーDeNAに入社後はどのようなことをしていたのでしょうか?

ネットワークエンジニアとして、ゲームを中心とした大規模アクセスを受けるためのネットワークを構築・運用していました。またオフィスネットワークも担当し、グローバルオフィスへの展開やセキュリティ対応、wi-fiの構築なども行っていました。

お客さまや会社をインフラで支えていたのですが、やっぱりここでも「支える」ってことがキーワードになるんです。

ーー現職のアナリストにキャリアチェンジしたのはいつなのですか?

2015年からです。

ーー思いきったキャリアチェンジかと思いますが、なぜアナリストになろうと思ったのですか?

インフラって、さまざまなサービスや事業を支える、いわば縁の下の存在だと思います。ですが、DeNAでダイナミックに事業が展開される様子を見続けてきた結果、より事業に近いところでの業務に興味が出てきた、というのが大きなモチベーションです。

ーーアナリストでなくても事業に近い仕事はあったかと思いますが?

そのとおりですが、アナリストを選んだ大きな理由はエンジニアリングスキルを継続して活用できることでした。

分析は、各種データを用いて事業の意思決定に活用してもらうのが主な仕事ですが、そのデータを取り出すために日々蓄積した莫大なデータを確実かつ効率的に集計し、保持していくことが求められます。意思決定に関する事業系の知識はまだまだ不足していましたが、後者にはエンジニアスキルが必要だったので、これなら行けると。

アナリストには3種のスキルセットが必要で、1.事業上の課題を整理・特定し解決するためのビジネス力、2.統計系の知識を用い正しく使うためのデータサイエンス力、3.データを取得・加工・運用するためのエンジニアリング力、が必要だとされています。

当時の自分は、貢献できそうな領域とチャレンジングな領域が半々くらいでしたね。

ーーゲームのアナリストになったきっかけは?

アナリスト部署への異動の際、willや適性の他に好きな漫画とゲームを聞かれたのを覚えています。ですので、自分に合うと判断してくれたのでしょうか(笑)

ーーその後、DeNA Games Tokyo(DGT)のゲームを担当されることになったきっかけは?

当時のDGTの取締役から声をかけていただいたのがきっかけです。
そのときはまだ、DGTにはアナリストの体制が十分ではなかったので、しっかりと組織を立ち上げるというミッションでDGTにJoinしました。かなりストレッチなミッションだと思います(笑)
それが2017年1月ですね。

あとは、ネットワークエンジニアのときもチームをまとめていたので、より大きな組織を作りたいという思いがあったのも、後押しになりました。

ーー今考える、DGTにおけるアナリスト組織の理想像はありますか?

DGTのビジョンである、「あらゆるゲームの可能性を引き出し、
最高のユーザー体験を実現する」、という状態を、データの力で推進したいというのが理想です。

ーー理想の組織を作り上げるため、今後どんなことに注力していきますか?

もっとメンバーを増やして、よりゲームを深くサポートできるようにしたいですね。

アナリストはデータを分析するだけでなく、ゲーム運営チームとコミュニケーションも取れて一人前ですね。ですので、ゲーム運営メンバーと意思疎通ができているほどいいと思います。

ーー普段の業務ではどんなことをされていますか?

今はゲームごとの戦略(イベントやゲームの構造を変える、など)をサポート、数値をデータから取得し効果計測をする、得られた効果を元にゲーム内の改善提案をする、の3本柱ですね。
割合としては、それぞれ等分くらいだと思います。

あとは、DGT全体に関わるところで広報業務の戦略を検討したりと、アナリストの枠を超えて仕事をしています。1社目と同じ、何でも屋ですね。事業に貢献できるのであれば、何でもしますよ。

ーー数字を見る際、大切にしていることはありますか?

すごい秘訣があるわけでもなく、単純にはみんなと逆のことを考えるようにしています(笑)そのゲームのことはゲームを運営しているメンバーが一番知っているんです。何ができて何ができないか、運営メンバーが考えきっている可能性があります。

こういう状況のとき、アナリストは何をしなきゃいけないかというと、「他の考えは出尽くした上でベストな選択をしているか」という観点を与えなければいけないと思っています。他の選択肢は?ここには注目しないで大丈夫か?といったように、フォローを中心に対応しています。

アナリストとしてゲームの運営メンバーに、積極的に提案するのか、サポートするのか。
今のところは、さまざまなゲームを横断的に見ているので、サポートが中心です。

ーー今後、サポート中心の体制から変わる可能性はあるのですか?

あります。運営チームに専任としてアナリストに加わってもらい、積極的な提案ができるようになるのが、分析チームとしての理想です。

今、担当しているゲームの運営の質を上げて、DGTのゲーム運営をもっと強くしていきたいと思っています。

ーーちなみにアナリストはどんな方が合うのでしょうか?

アナリストとしてやることは、組織でのPDCAの積み重ねなんです。なので、何か小さくてもいいので改善を積み重ね続けられる人がアナリストに向いていると思います。

よく他業種からは『数字に強い人が向いている』『頭が良い人が向いている』といわれがちですが、データや机上の空論でわかることには限界があります。

ユーザーの感情やチームの状況をしっかりと肌で感じられる人・観察できる人が、事実に対する仮説を幅広く出せ、よりアナリストとしての役割が果たせると思います。

ーーDGTはどんな会社だと思いますか?

メンバーがものすごいスピードで成長する会社だなと思ってます。自分がDGTに来て1年ですが、どの職種についてもどんどん成長してるなって感じてます。

ーーなぜDGTのメンバーが成長すると思いますか?

ゲームが好き、というのは根底にあるんだと思います。かつ、自分が担当しているゲームを好きになっているのが大きい。
そのゲームを通じてユーザーに応えようとしているから伸びるんだと思います。ここに尽きると思いますね。

能力的な観点で「できる、できない」の差が出るとは思えないんです。努力の差だと思います。

ーーお休みの日はどんなことをしていますか?

子どもと遊んでます。
最近はアスレチックに行ったり縄跳びをしたり、家でクッキーを作ったりしました。クッキーの生地は僕が作ったんで、子どもは型を抜いただけですけど(笑)
子どもにはいろんな体験をさせてあげたいなと、日々週末の予定を考えています。

ーー最近、好きなゲームは?

子どもが好きなので『どうぶつの森』『はねろ!コイキング』を一緒にやってます。
あとは流行りのゲームはいろいろとプレイしています。直近では『アズールレーン』『荒野行動』『プリンセスコネクト』ですね。

ゲームは小さいころから好きで、スーパーマリオシリーズや『ファイナルファンタジー』シリーズ、『ドラゴンクエスト』シリーズ、『スーパーロボット大戦』シリーズなどはずっとやってました。

今でもこのころのゲーム体験で得た感覚を頼りに仕事をしてます。

ーー他にはどんなことをして過ごしてますか?

最近はAI系の知識をキャッチアップするべく、Webサイトや本を読みながらコードを書いています。

あとは、やっぱり子どもの話になりますが、子どもと一緒に絵本を読んでます(笑)最近は『かいけつゾロリ』シリーズが好きみたいで。

僕も本は好きで、少し前に読んだ本になるのですが『戦略参謀―――経営プロフェッショナルの教科書』は面白かったですね。企業を立て直すストーリーなのですが、ゲーム運営に役立てられそうなポイントもたくさんありました。休みの日も何かしらの勉強していることが多いですね。

専門分野のことはもちろん、専門外のことも学んで、これからもDGTを支えていきたいなって思ってます。

ーーありがとうございました!
 
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